自分の可能性を追求したいリモートワーカーにおすすめ!

自分の可能性を追求したいリモートワーカーにおすすめ!

あつこ

STAYUP横浜を利用するようになったきっかけについて教えてください。

ゲーム会社でのマーケティング業務、アライアンス、営業の経験を経て、2015年にゲームの企画販売・開発の株式会社favaryを立ち上げました。
会社のメンバーや外注スタッフと月に1回ほどの頻度で会うことはあるものの、基本的に全員フルリモートで、電話もほとんど使わないワークスタイルでした。

ある時、ゲーム開発の案件を受注し、エンジニアさんと一緒に働く場所が必要になりました。当時住んでいた横浜の自宅に近い場所でシェアオフィスを探した時に、たまたま見つけたのがSTAYUP横浜です。
まだその時はオープンしてすぐのタイミングで、STAYUP横浜の解放感が魅力的でした。大きな窓からは空と横浜港、ベイブリッジが見えます。オフィスが明るくて、雰囲気の良さも決め手でした。実際に働いてみると、ネット環境も充実していて、設備面でも満足度はかなり高いです。

それまでにも数件のシェアオフィスの内覧をしたのですが微妙で…。設備が充実していなくて、たとえばテーブルが薄かったり、オーナーの趣味でレトロ風でぱっと見はおしゃれだけど、仕事しづらかったり。
長いことリモートワーカーですが、STAYUP横浜は家やカフェでは叶えられない、快適な仕事環境が整っています。

牧野さん

長年のリモートワークで視野が狭くなっていた

あつこ

STAYUP横浜を利用するようになって、どんな変化がありましたか。

働く場所ができたという物理的な喜びもありましたが、それまで見えてなかった課題に気づくことができました。

STAYUP横浜を利用し始めた頃は、創業して4年間ずっとリモートワークで、その前の会社勤めもそうだったのですが、長くリモートワークを続けていると、どんどん無駄を省いてビジネスライクなやりとりをするようになり、心が枯れていくというか。
リモートワークを長く続けるうちに、知らないうちに自分の視野が狭くなっていたと思います。比例して会社の売り上げも伸びないタイミングがあって、よくよく考えてみるとリモートワークで外に出る機会がなく、自分の縁をまったく広げられていなかったことも原因になっていたと思います。

リモートワークでそれまでうまくいっていたので、それで大丈夫だろうと思っていたのですが、STAYUP横浜を利用することで、誰かと顔を合わせることや、同じ時間を共有することの大事さに改めて気づきました。
STAYUP横浜のおかげで徐々に縁が広がり、STAYUP横浜を利用し始めて3、4ヶ月で会社の業績も安定し、大きな仕事が入ってくるようになりました。最初は腰が重かったのですが、STAYUP横浜との出会いがよい機会になりました。

牧野さん
あつこ

なぜ、腰が重かったのでしょうか。

自分の慢心もあると思いますが、長くリモートワークをしていたのですべてを合理化したかったのもあります。

長い会議も、一見必要のない打ち合わせも、通勤時間もすべて無駄だと感じていました。もっと合理的にやりたいという気持ちがありました。この「合理化」が自分の腰を重くしていたと思います。

結果から見ると、合理化したと思っていた以前の働き方は、ある面ではまったく合理的ではなかったと感じています。なぜかというと私の場合は、ずっとひとりでリモートワークをしていたことで、声や表情などから明るさがどんどん減っていた気がするんです。そんな人に仕事はなかなか回ってきませんよね。

STAYUP横浜を利用したことがきっかけで自分の中の空気の入れ替えというか、新しい風を入れることができたことが、会社の業績によい影響を及ぼしました。

起業家、自営業やフリーランスの人で「いつまでこの仕事は続けられるかな」という漠然とした不安がある人は、思い切って仕事環境を変えてみてもよいかもしれません。

牧野さん

人との縁をつないでくれる貴重な場所

あつこ

STAYUP横浜で出会って、印象に残っている方はいますか。

当時、同じ時期にSTAYUP横浜を利用していた、公認会計士の若杉さんという人です。彼とは年齢が同じだったのですが、同じ若さでがんばっている優秀な人との出会いからたくさんの刺激をもらいました。今でも彼とは交流があります。

ひとまわり年齢がちがう、起業している大学生たちもいたりして、こうやって自分とはまったくちがう業界でがんばっている人に出会えることは、シェアオフィスの醍醐味だと思います。

年齢や経験を重ねれば重ねるほど、自分で決めた範囲の中に収まってしまい、気持ち的にも外に出ていかなくなりがちですが、STAYUP横浜ではそれがないですね。

牧野さん
あつこ

在宅での仕事には限界があるというのは、他の利用者さんからもよく聞きます。
実はSTAYUP横浜や他の拠点を使っている会員さんには、会社員の方も多いです。自営業・フリーランスと半々くらいの割合です。

平日は18:00まで会社の仕事をして、そのあとの夜の時間に集中できるスペースで副業や資格取得の勉強、キャリアアップのための準備をするという使い方をされている方も多いです。

リモートワークだとほとんど人と話さなくなるので、STAYUP横浜を利用するようになって「会社での誰かとの雑談って、こんなに楽しかったんだ」と実感しました。人と挨拶を交わすだけでも、1日の気分がぜんぜんちがいます。

STAYUP横浜での人とのコミュニケーションが自分の心の充足にもつながっていることが、STAYUP横浜を利用し続けるいちばんの理由かもしれません。

雑談など一見「無駄」と思えることも、実は人との縁をつなぐ貴重な時間だということに気づきました。

牧野さん

広がった縁でアメリカ移住を実現

あつこ

現在はアメリカ在住ですよね。

去年、家族でアメリカに移住しました。というのも、ゲームやコンテンツ市場の大きさはアメリカが圧倒的で、その中でも日本のゲームやコンテンツは人気が高くなってきています。

会社の創業当時から、日本語ではなく英語、フランス語、ドイツ語でのゲーム・コンテンツ制作をしていて、今は12言語に翻訳しています。

弊社のゲーム・コンテンツユーザーは合計600万人いるのですが、そのうち80%以上が海外の人です。

牧野さん
あつこ

創業時から海外を視野に入れていたのですか。

元々、あまり言語の壁というものを感じていないのもありますが、より大きな市場に挑戦したいという気持ちは常にあります。ゲーム・コンテンツ業界は、ひとつのゲーム・コンテンツが爆発的に売れるとアニメ化や舞台化、グッズ販売などにどんどん展開が広がる、夢のある業界だと思います。

2021年には妻のキャリアを活かしながらマーケティングの会社も立ち上げ、こちらも順調に業績を伸ばしています。STAYUP横浜に来たことの影響はかなり大きいと感じています。

今はアメリカと日本で仕事を進めていますが、弊社スタッフにはもちろんSTAYUPを利用してもらっています。

牧野さん
あつこ

今後、STAYUP横浜に期待することは。

かなり満足していますが、唯一お願いがあるとしたら「昼寝スペース」をつくってほしいことぐらいです。
かなりフル活用している方だと思うのですが、帰国時にはもちろん私も利用しています。フル活用しすぎて、冷蔵庫に食料を置きっぱなしにしていてすみません…。

牧野さん
あつこ

冷蔵庫の中は、賞味期限が3日すぎたら捨てるようにしています。
スタッフみんな、牧野さんの冷蔵庫の食料はマークしていて、「ま」って書いて印をつけて管理したりしています(笑)

それはすみません。これからもSTAYUPを使わせてもらいたいので、気をつけます(笑)

牧野さん

Interviewer

TanakaAtsuko

田中 温子(たなか あつこ)STAYUP日本橋箱崎スタッフ

STAYUP日本橋箱崎店の田中温子です!

© 2025 コワーキングスペース・シェアオフィスのSTAYUP | 開放感抜群のデザイナーズオフィス