「新しい事務所を探しているものの、〇〇オフィスの違いがわからない!」
という方に向けて、本記事ではオフィスの種類をご紹介します。
メリット・デメリットや注意点も合わせて解説していますので、ご自身に合ったオフィス選びの参考にしてください。
各オフィスの特徴を表で比較!
各オフィスの特徴を表にまとめてみました。
シェアオフィス | サービスオフィス | |||
コワーキングスペース | レンタルオフィス | バーチャルオフィス | ||
初期費用 | 小 | 中 | 小 | 小 |
月額費用 | 小 | 高 | 小 | 小 |
専用スペース | × | ◯ | × | ◯ |
共有スペース | ◯ | × | × | ◯ |
登記 | △ | △ | ◯ | ◯ |
シェアオフィスとは
コワーキングスペースやレンタルオフィス、バーチャルオフィス、すべて含めてシェアオフィスと呼ばれることもありますが、
シェアオフィスは、基本的に、ひとつの空間を他社と共有して利用する場所のことを指します。
営業時間内ならば自由に出入りできるため、毎日必ず行かなければならないということもありません。
利用者は法人・個人どちらもいます。
また、月額会員の方もいれば、時間で借りている方(ドロップイン)もいるので、多くの方が出入りします。
シェアオフィスのメリット
シェアオフィスは
- 初期費用を安く抑えたい!
- 個人で仕事することが多いため、異業種との関わりを持ちたい
- アクセス、立地の良い場所で働きたい
- 代行業務を利用できる
- 専用席がほしい
という方におすすめです。
1.初期費用を安く抑えられる
シェアオフィスは、賃貸オフィスよりも初期費用を抑えることができます。
例えば、当オフィスですと、
費用(税抜) | |
初期費用 | 10,000円~ |
月額料金 | 20,000円~ |
合計 | 30,000円~ |
初月は30,000円から利用することができます。
2.異業種との交流がしやすい
個人で仕事をしているとどうしても他業種との交流がなくなりがちです。
異業種交流会にいってもイマイチ話せなかったりする方も多いでしょう。
どのシェアオフィスも毎日いる方や、決まった曜日にいる方など固定メンバーが存在します。
頻繁に顔を合わせていれば、あいさつから始まりちょっとした会話も生まれます。
また、受付やスタッフさんと仲良くなっておくと利用者さん同士を紹介してくれることも!
3.大きな駅の近くにあり、アクセスが良い
東京や大阪といった大都市の大きな駅で事務所を探すと家賃がびっくりするほど高くつきます。
だからと言って、小さな駅や駅から遠い場所に事務所を設けると何かと不便なことも…
特に外出が多い業種の方は、駅をよく利用されるでしょうからアクセスの良い場所に事務所や仕事場を置いておくと便利ですよ。
4.代行業務を利用できる
郵便物の受け取りや資料の印刷など、代行業務を行なっているシェアオフィスもあります。
個人で仕事をしている方にとっては時間の短縮にもなりますね。
シェアオフィスのデメリット・注意点
メリットをお伝えしましたが、
- 来客者、訪問者が多い業種の方
- 貴重品や秘密書類が多い方
- 混雑している場合は席が取れない
はシェアオフィスの利用に気をつけてください。
1.対応できるスペースはあまりないので来客対応には要注意
シェアオフィスは誰でも入れますし、私語も大丈夫です。
ちょっとした打ち合わせや会議ならお客様を自分が使っているシェアオフィスに呼んで、お話をすることもできます。
ただ、一度に大勢の取引先やお客様の対応は難しいでしょう。
会議室や応接間が併設されているシェアオフィスもありますので、チェックしてみてください。
2.私物管理は個人の責任が大きいので、貴重品は最小限で
シェアオフィスの利用には審査がありますが、といっても不特定多数の方が出入りします。
貴重品用のロッカーを借りたり、席を外すときは最低限持って出るなどが大切です。
また、共有Wi-fiを利用する場合は、ネットワークも他人と共有していることも忘れずに覚えておくと安心です。
3.混雑している場合、席が取れない
人気のシェアオフィスは混雑していることもしばしば。
基本的には席は自由ですので、空いていないこともあります。
シェアオフィスによっては予約できたり、席状況をアプリで確認できたりしますので、ぜひ活用してください。
コワーキングスペースとは
シェアオフィスと同じ意味で使われていることが多いです。
他人とスペースを共有するという意味ではあまり違いはないのですが、シェアオフィスというよりもカフェに近いイメージです。
- wifiがある
- 使用時間で料金が決まる
- 専用席がないことが多い
- 使用できる時間帯が制限されている
- 交流が少なめ
レンタルオフィスとは
言葉自体は、シェアオフィスと同じ意味で使われる事が多いですが、
机やイス、ロッカーなど仕事に必要な設備が整っている個室スペースが存在しているオフィスを、レンタルオフィスと呼びます。
シェアオフィスやコワーキングスペースは他人と空間を共有する場所でしたが、レンタルオフィスは個別の専用スペースを利用できます。
完全個室だけでなく、半個室といった場所を選ぶことも可能です。
オフィス自体にスタッフが常駐しているため、郵便物の受け取りといった便利なサービスも利用できます。
レンタルオフィスのメリット
個人や少人数で専用スペースを使いたい、初期費用をなるべく抑えたい方には非常におすすめです。
- 専用のスペースが使える
- 主要駅の近くにあり、アクセスが良い
- イス、机など最低限の設備が用意されている
- 法人登記ができる
- 秘書、代行業務が利用できる
1.専用のスペースが使える
レンタルオフィス最大の特徴は専用スペースが使えるという点です。
他人と共有しないので、混雑して座れなかったり、うるさくて集中できないなんてこともありません。
スペース内にロッカーがあれば、私物や書類を入れておくことも可能です。
2.主要駅の近くにあり、アクセスが良い
レンタルオフィスも、シェアオフィス・コワーキングスペース同様に立地の良い場所にあることが多いです。
3.イス、机など最低限の設備が用意されている
専用のスペースにはイスや机が用意されているため、自分で用意する必要はありません。
また、
- プリンター
- ポスト(郵便物入れ)
- ドリンク
- シュレッダー
など、仕事に使える便利な設備も用意されています。
当社では文房具やスリッパ、膝掛けなども備品も貸し出しています。
4.法人登記ができる
法人登記ができるレンタルオフィスが多く、とくに会社を設立予定の方には嬉しい話ですよね。
自宅を法人登記できない方や、法人設立の費用をなるべく抑えたい方におすすめです。
5.秘書、代行業務が利用できる
コワーキングスペースに比べ、代行業務を利用できるレンタルオフィスは多いです。
- 郵便物の受け取り、転送
- 固定電話番号の取得、転送
- 資料印刷の代行
- 資料やDMの発送代行
など、事務的な仕事の代行を別料金で利用できたりします。
本業に集中するという意味でも非常に便利なサービスです。
レンタルオフィスのデメリット・注意点
便利ではありますが、もちろんデメリット・注意点もあります。
- 来客者が多いと対応が難しい
- 不特定多数の人が出入りするため私物管理が必要
1.来客者が多いと対応が難しい
割り当てられるスペースは広くないため、複数人が向かい合って話せる場所はほとんどありません。
数人で机に向かって作業する場所といったイメージでいてください。
来客者が多い場合は、併設の会議室を利用したり貸し会議室を探して対応することになります。
2.不特定多数の人が出入りするため私物管理が必要
専用スペースには鍵が付いているかと思いますが、それでも不特定多数の方が出入りします。
スタッフさんが常駐しているとはいえ、個人の責任で私物を管理して下さいね。
バーチャルオフィスとは
法人登記用など、住所を取得するためのオフィスをバーチャルオフィスと呼びます。
バーチャル(仮想)ですので、実際に作業をする場所はありません。
主に、
- 自宅を法人登記したくない
- 自宅をホームページや名刺に記載したくない
- 良い立地の住所を使いたい
といった方が利用しています。
バーチャルオフィスのメリット
メリットとしては、
- 都心の住所で登記ができる
- 初期費用がレンタルオフィスよりも低い
があります。
1.都心の住所で登記ができる
会社のブランド力を上げるために都心の住所を登記したいという方も多くいます。
都心で事務所を借りようと思うと、初期費用や家賃がかなり高いので住所だけ借りれるのは便利です。
2.初期費用がレンタルオフィスよりも低い
作業スペースがない分、初期費用はレンタルオフィスよりも抑えることができます。
例えば、横浜駅付近にあります当社ですと、
料金(税抜) | |
初期費用 | 10,000円~ |
月額料金 | 8,500円~ |
合計 | 18,500円~ |
なんと18,500円から利用できます!
バーチャルオフィスのデメリット・注意点
バーチャルオフィスならではの注意点もあるので借りる前には確認してください。
- 士業は登記ができない
- 法人口座開設の審査が厳しい
1.士業は開業届や登記ができない可能性がある
士業だけでなく、
- 人材派遣業
- 職業紹介業
- 建設業
- 探偵業
- 不動産業
- リサイクル業、中古販売業(古物商が必要な業種)
以上の職業ですと開業できない可能性があるためお気をつけください。
2.法人口座開設の審査が厳しい
バーチャルオフィスは世間的に見ても信用がまだまだ薄いです。
絶対とは言い切れませんが、法人口座開設が難しい場合もあります。
サービスオフィスとは
場所貸しをメインサービスとするのをシェアオフィス、シェアオフィスだけど場所貸しだけでなく、付属するサービスをメインとしているオフィスがサービスオフィスとなります。
より充実したコンシェルジュサービス、人材の交流等、ご利用者様の事業の継続、拡大に貢献する仕組みが整っています。
サービスオフィスのメリット
サービスオフィスでは、
- 事業のサポート
- 起業のサポート
を行なっています。
1.事業のサポート
事業を拡大したい方や経営について勉強したい方に向けサポートをご用意しております。
当社では、
- amazon他ECサイトでの商品販売
- ビジネスマッチング
- ホワイト経営やダイバーシティ経営についてのセミナー
- 社会起業家の育成、指導
などを行なっています。
いつでもご相談ください。
2.起業のサポート
事業だけでなく、これから起業したいという方のご相談も大歓迎です。
- ドメイン取得
- レンタルサーバーの契約
- 士業紹介
- 電話代行
- ドキュメント制作
など、時間がかかってしまう内容も専門スタッフがお受けいたします。
良いスタートダッシュを切っていただけるよう、お手伝いいたします!
各オフィスに向いている業種・職種
今回ご紹介した5つのオフィス、それぞれに向いている業種をまとめました。
必ずしも向いているという訳ではありませんので、契約前には下見にいって確認されることをお勧めします。
コワーキングスペース
- WEB関連
- 士業
- コンサル
- デザイナーなど
パソコンで作業ができるお仕事の方には向いています。
ひとつのテーブルを複数人で利用することも可能ですので、話ながら進めたい方にもおすすめです。
レンタルオフィス
- WEB関連
- 士業
- コンサル
- システム開発
- テレアポ
- デザイナーなど
シェアオフィスやコワーキングスペース同様、パソコンがあればできる職業の方には向いています。
個室が利用できるため、電話を頻繁にする方でも周囲を気にせず利用できます。
バーチャルオフィス
法人登記をしたいなら、先にご紹介しました「人材派遣業、職業紹介業、建設業、探偵業、不動産業、リサイクル業、中古販売業」といった方には向いていません。
ただ、住所を利用したいだけならどの職業でも可能です。
サービスオフィス
当社のサービスオフィスでは、オープンスペース・個別スペース・会議室を用意しております。
コワーキングスペースやレンタルオフィスとして利用したい方だけでなく、バーチャルオフィスとしての住所利用も可能です。
まとめ
今回は、シェアオフィス・コワーキングスペース・レンタルオフィス・バーチャルオフィス・サービスオフィスの違いをご紹介しました。
徐々に浸透しており、利用者も今後はさらに増えることでしょう。
ご自身の仕事に合わせて活用してみてください!
先ほどもご紹介しました通り、当社ではサービスオフィスを運営しております。
横浜駅付近でシェアオフィスをお探しの方は、ぜひ一度ご利用ください。
時間単位でのご利用もお待ちしております!
STAYUP横浜の詳細
- 住所:神奈川県横浜市神奈川区栄町5-1 横浜クリエーションスクエア14階
- 電話番号:0120-881-778
- アクセス:横浜駅徒歩6分
- 営業時間:月-金曜日9:00〜20:00
- 休日:土日祝
- サービス例:wi-fi無料/電源あり/ドリンク飲み放題
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